農業用機械メーカー大手のクボタ(大阪市)が大阪国税局の税務調査を受け、平成27年12月期までの1年9カ月間で、約10億3千万円の申告漏れを指摘されていたことが26日、同社への取材で分かった。このうち約2億4千万円は仮装・隠(いん)蔽(ぺい)を伴う所得隠しと認定された。
クボタによると、重加算税を含む追徴税額は約4億2千万円。すでに修正申告し、全額を納付した。同社は「税金を逃れる意図はなかったが、事務処理上の不備があり、当局の指摘に従って納付した。適正な納税に努めたい」としている。
同社は、茨城県つくば市の工場内の道路工事を子会社に発注して行った際、一連の工事を複数回に分割して実施。国税局は、本来は資産として計上すべき費用を修繕費として経費計上していたとして、工事を複数箇所の補修と見せかけて経費計上し所得を圧縮しようとした、と指摘。重加算税の対象となる所得隠しと認定したとみられる。
2017.4.27 03:00
http://www.sankei.com/west/news/170427/wst1704270007-n1.html
クボタによると、重加算税を含む追徴税額は約4億2千万円。すでに修正申告し、全額を納付した。同社は「税金を逃れる意図はなかったが、事務処理上の不備があり、当局の指摘に従って納付した。適正な納税に努めたい」としている。
同社は、茨城県つくば市の工場内の道路工事を子会社に発注して行った際、一連の工事を複数回に分割して実施。国税局は、本来は資産として計上すべき費用を修繕費として経費計上していたとして、工事を複数箇所の補修と見せかけて経費計上し所得を圧縮しようとした、と指摘。重加算税の対象となる所得隠しと認定したとみられる。
2017.4.27 03:00
http://www.sankei.com/west/news/170427/wst1704270007-n1.html