国民民主党の玉木雄一郎代表(56)は14日、定例会見を開催。他党との連立交渉の長期化と、政権枠組みが決まるまでは石破政権の継続を視野に入れていることを明かした。
玉木氏は「逆から考えると年内に必要なことを実施するには、何がベストなのかを考える」
「仮に政権の枠組み交渉が滞ったり、なかなか着地点が見いだせないなら、いわゆる『総総分離』。我々は、内閣に(首班指名されなくても)国会召集せよと要求している」と、自民党総裁と総理が一致しないまま国会運営を行う可能性を示唆。「次の体制が固まらないのであれば、現体制の元でもいいので、年内のガソリン値下げ、年収の壁さらなる引き上げなど、急ぎやらなければいけないことをぜひやっていただきたい」と揺さぶりをかけた。
さらに「欧州を見ても、連立交渉は数か月かかることがある。その間は前の体制がしかるべき行政を施行していくのはよくある話」と強調。「多党化時代の新しいルールとして、与野党で合意できるのであればやっていきたい。すみやかに次の体制決まらなければどうするのか。セカンドシナリオとして各党に要請していきたい」と述べた。
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