曜「なに話してるのー？」ガラガラ
一年三人「!?」ビクッ
帰りのバス
善子「・・・」
曜「・・・」
善子(なんか気まずい、けどさっきの話が気になる、最強とか)
善子(出来るだけ遠回しに)
善子「あの、曜さん」
曜「なに？」
善子「曜さんって喧嘩したこととかある？」
曜「喧嘩？ないけど」
善子「へ？」
曜「いやー、喧嘩とか怖くて絶対無理だって！」
善子「やはり貴方は天界の人間ね、我々とは違う世界の話」
曜「善子ちゃんは喧嘩した事あるの？」
善子「ないわよ」
曜「なーんだ、びっくりした」
善子(やっぱりこんな優しい曜さんが喧嘩なんてする訳ないわよね)
喧嘩したことないけど意識なくすと肉塊が転がってる系か？
キレると制御出来ないハザードトリガーが心の中にありそう
その頃
ルビィ「それで、お姉ちゃんなら何か知ってるかなって」
ダイヤ「私が知るわけないでしょう、二人の喧嘩事情なんて」
ダイヤ「そもそも、あの果南さんが負けるわけないでしょう、ましてや女性なんかに」
ルビィ「でも、あの時の果南ちゃんの様子は...」
ダイヤ「ル・ビ・ィ?」
ルビィ「ひゃい！」
ダイヤ「あ・の！果南さんですわよ？」
ルビィ「うん、そうだよね...」
ル・ビ・ィが新たな顔文字に見えた
从c*•ヮ•§みたいな
鞠莉「HAHAHA!!果南が喧嘩で負けるー？」
鞠莉「ナイナイ、たとえ男相手でも負けるとは思わないわね！」
梨子「そうですよね」
鞠莉「そうよ！果南が負けるわけないわ！」
梨子「・・・」
本人的にはちょっとじゃれあっただけで喧嘩とすら認識してないってことか
千歌「えー？さっきの話の続き？」
花丸「気になっちゃって」
千歌「そうだねえ、何度か喧嘩してるのをみたことはあるけど」
千歌「どんな喧嘩って？いや、普通に」
花丸「普通？」
千歌「うん、普通に」
「水中で」
物事にはローカルルールというものがある
その地域独自のルールを付け足したり、減らしたりするアレだ
ここ内浦では、ある謎の女番長ミトによる暴力被害により「喧嘩」にルールを付けるという特例がなされた
喧嘩は水中で行うこと
このルールのおかげでそれからは街の子どもたちに喧嘩痣が増えることはなくなった
しかし、その安全は浅瀬でしか遊ばない子供の話、そして水で身体能力が制限されるレベルの話
これが深い場所でやるなら命に危険を及ぼす悪夢に変わる
かなん「ゴボォ！！」
よう「・・・」バシバシ
かなん「(し、死ぬ！、息が吸えなくて死ぬ！！息を吸わなくちゃ！！)」
よう「・・・」グググ
かなん(あ、し...」
かなんちゃん寝ちゃったー！
またようちゃんの不戦勝ー！！
曜「そういえばさー」
果南「どうしたの？」
曜「沼津に来てわかったんだけど、私たちのやってやつって喧嘩じゃないらしいよ？」
果南「つ！？へ、へぇー」
曜「水も無しに殴る蹴るするなんて怖いね！」
果南「...うん」
終わり
と思ったら後から喧嘩じゃないことに気がついたのか…
なんてタイミングで…
「喧嘩」は「セックス」の隠語だとばかり思ってました（小並感）
知ってる千歌を除く6人が果南が曜にボコボコにされる様を見たらどんな反応になるんだろ
曜ちゃんに喧嘩で負けて千歌ちゃんにはぐぅぅぅぅってしてる果南ちゃんください
曜って背後から体格で勝る鞠莉に襲われても柔術でノックアウトしてるし強いよな
よっしゃ！曜【さん】呼び善子やんけ！
そうじゃなかったら殺してたわ
かなんなら巣潜りとかもしてそうで曜に負けるの想像できないな
果南は水中でパワーは上がるけど
曜ちゃんはスピードが上でパワーもそこそこ上がってんねん...
ダイバーと飛び込み選手ならダイバーの方が肺活量高そうだけど
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