将棋の史上最年少棋士・藤井聡太七段(16)が15日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第45期棋王戦予選8ブロック準決勝で、後手の牧野光則五段(31)を139手で下し、3期連続の挑戦者決定トーナメント進出へ王手をかけた。
じりじりした流れで終盤まで優劣がつかなかったが、風邪でせき込む牧野の一分将棋突入から厳しく迫った。藤井は「途中から、こちらから動くのが難しい形になって、先手番としては今ひとつの展開。何とか打開された。こちらの玉もずっと薄い形だったので厳しい将棋だった」と振り返った。
9日の第69期大阪王将杯王将戦一次予選4ブロック準決勝の北浜健介八段(43)戦に続く「令和」連勝で、今期は4戦4勝。18年度をまたいで5連勝とし、公式戦通算成績を140戦120勝20敗とした。
予選決勝は都成竜馬五段(29)と対戦し、勝てば渡辺明棋王(35)への挑戦権をかけた本戦への切符をつかむ。過去の本戦は2期とも1回戦で敗れているため「今期はもっと上を目指したい」と予選突破の先を見つめた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00000151-sph-soci
じりじりした流れで終盤まで優劣がつかなかったが、風邪でせき込む牧野の一分将棋突入から厳しく迫った。藤井は「途中から、こちらから動くのが難しい形になって、先手番としては今ひとつの展開。何とか打開された。こちらの玉もずっと薄い形だったので厳しい将棋だった」と振り返った。
9日の第69期大阪王将杯王将戦一次予選4ブロック準決勝の北浜健介八段(43)戦に続く「令和」連勝で、今期は4戦4勝。18年度をまたいで5連勝とし、公式戦通算成績を140戦120勝20敗とした。
予選決勝は都成竜馬五段(29)と対戦し、勝てば渡辺明棋王(35)への挑戦権をかけた本戦への切符をつかむ。過去の本戦は2期とも1回戦で敗れているため「今期はもっと上を目指したい」と予選突破の先を見つめた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00000151-sph-soci