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代表的なものは「何も言わずに唐揚げにレモンをかける」というものがありますよね。これは本当にやめた方がいい。レモンが好きな人もいれば嫌いな人がいる、というのもありますし、レモンをかける人にしても欲しい量というのは人それぞれだからです。あとは、全部の唐揚げにレモンをかけてしまうと、せっかくカリカリに揚げてくれた唐揚げがしばらくするとねちょっとしてしまうんですよ。
たとえば3人のグループで5個の唐揚げが出た場合、まずは一人1個、唐揚げを食べます。すると残りは2個になりますが、「私が食べていいのか……」みたいに全員が考え、結局この2個はしばらく放置されることとなります。すでにレモンという液体がかけられているため、カリカリの唐揚げの表面に水分がつき、唐揚げの醍醐味ともいえる「最初はカリッ」が失われてしまうのです。いきなりレモンを全部にかけるのはやめた方がいい、というのが私の考えです。
続いては、「1個残し」です。上記唐揚げにも関係してきますが、その皿の食べ物が残り1個になった時、遠慮して誰も食べないことってありますよね。テーブルの上には1個だけ残った皿が4つあったりする。全員が「最後のコレを食べたい人がいるかもしれないよね」と思い気を遣っているのです。
しかし、これがあるせいでスペースの問題で追加注文ができなくなりますし、店員だってさっさと空いた皿は片づけたいもの。学生だったらまだしも、それなりの大人になったら居酒屋でガツガツと食べることも少なくなってくるでしょう。だからこそ、1つだけ残っていた場合、それを食べたいと思う人がサッと取ってしまえばいいんです。その場にいる誰一人として「お前、最後の1個を取りやがったな!」なんて思うことはないはずです。
あとは「上座・下座」問題もあります。正直、席なんてどこでもいいんですよ。タバコを吸う人同士が固まる、といったことは必要かもしれませんが、エライ、エラクない、といったことでいちいち席順を考えるのは野暮です。おしぼりを置こうとしている店員だって「山田さん、さぁさぁ、奥へ!」「いえいえ、田中さんこそ奥へどうぞ!」「いえいえ田中さん、どうぞどうぞ!」なんてやり取りをしているのを見たら「どーでもいいから、さっさと座れよ」と思うことでしょう。席順においては、お酒をたくさん飲んでトイレによく行く人は出やすい席に座る、もうすぐ電話が来ることが分かっている人も同様に出やすい席に座る、といった程度のことでいいでしょう。
注文を決めるにしても、互いに遠慮しあってなかなか決まらない、というのも無駄だと思います。先日、4人で行われた某飲み会で、その店に詳しい人が「この『数の子昆布揚げ』うまいよ。4本頼もうよ」と言ってくれました。「いいですね!」とすぐにこの料理のオーダーが決まりました。もし、「他の方々が食べたいものがあるだろうに、私が主張をしていいのだろうか……」なんて全員が牽制しあうようなら、結局店員がその場でボーゼンと立ち尽くす、なんてことになるのです。
最初のオーダーなんてもんは、パパッと見て「コレ!」というものを3〜4品ほど頼んじゃえばいいんですよ。それは各自1つずつ何かを言う、ということでOKでしょう。仮に嫌いなものがあったとした場合、それは到着した時点で「あ、私ホヤが嫌いなんで皆さんでどうぞ」と言えばいいだけ。
続く
以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20200118_1528948.html
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