
東浦大二朗君(3年)
力の源はどんぶり3杯の白飯 頼れるチームの大黒柱
平田瑛美
2020/7/28 16:40
(27日、奈良独自大会 奈良大付14-0五條)
五條の4番、東浦大二朗君(3年)は身長180センチ、体重130キロの恵まれた体格を生かし、初戦の王寺工戦で左越えの本塁打を打ち、存在感を放った。
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8強をかけた一戦。点差を14点まで広げられ迎えた七回裏、コールド負けが近づき、東浦君は「一発打つしかない」。
しかし、相手投手の緩急をつけた投球に苦しんだ。三つ目のストライクは、速球で手が出なかった。「振っておけばよかった」。
天を仰いで、高校最後の打席を下りた。
小学校で野球を始め、6年生で身長は175センチ、体重は85キロに達した。体格を支えるのは、祖母の手料理。
以前からどんぶり3杯分の白飯を食べ、「食事のトレーニングはしたことがない」。
安井浩監督は「見た目もチームの精神的にも大黒柱。どんと構えてくれて頼もしい」。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASN7X5FX8N7WPOMB00L.html