>>53 こういう漫画やファンが嫌いというのはわかるんだよ
イジメ漫画なんか必ずそうなるけど
あえて胸糞悪くなる展開をわざと作者がつくってるわけだからね
現実でこういうことが実際にあった、じゃない
特にこの漫画は子供が悲惨な状況になるようにあえて大人をめちゃくちゃダメ人間にして悪く描いてるし
俺もこれがアニメや映画ならこんなもん作るなよという感想もつと思う
でもこれは漫画で、漫画というのは作者がほとんど一人でシナリオを考えていることが多い
映画みたいに監督がいて、脚本がいてって作り方じゃない
そういう作り方してるとこもあるけど、タコピーに関しては違うと思う
そして、そうやってほぼ一人で作られた漫画は作者のパーソナリティがかなり濃く作品に反映される
こういう悲惨なイジメを描く漫画が時代ごとにちょいちょい出てくるのはそれが理由だと思う
ではなぜそんな漫画家はそんなに悲惨なイジメを描きたいのか?
それは加害者側が加虐描写が楽しくてとか、売れるための話題性というより、被害者側が自分自身の慰めのために描いてるように思う
これは単に俺がそう思ってる、そう感じてるだけだから根拠はないが
どうしてもイジメ、家庭環境、親子関係、家族関係というものを創作から切り離すことができなくて
というかそれが創作意欲そのもので、作品にどうしても描いてしまう作者がいるんだよ
そして同じように、そんな悲惨なイジメ描写を見てなぜか癒される被害者の人がいる
なぜなのか本当にわからないけど、被害者だからこそ悲惨なイジメ描写を見たくなったりするんだよ
それでなぜか少し癒されたり、心が整理できたりするんだよ
こういうイジメ描写のキツい作品は、そうやって作者と読者がお互いに傷を舐め合ってなんとかやっていくために、時代ごとにずっと作られて読まれてるんだと思う