【新華社大阪3月3日】大阪・関西万博の中国パビリオンの施工と展示配置が2日、現地での確認と検収を受けた。
大阪・関西万博は4月13日から10月13日まで開かれる。中国の経済団体、中国国際貿易促進委員会が政府を代表してパビリオンを組織し、万博に参加する。パビリオンの外観は中国の伝統的な竹簡の巻物をイメージしており、テーマは「人と自然の生命共同体の構築−グリーン(環境配慮型)発展の未来社会」。中国に古くから伝わる生態学的な知恵を展示し、新時代の中国のグリーン発展の理念と成果を紹介して、世界各国と共に人と自然の生命共同体を構築するという美しいビジョンを描く。
展示内容は中国のトップクラスのキュレーターチームが企画する。先進的な展示方法を採用し、没入型の双方向体験に重点を置く。最高の展示効果を発揮できるよう、現在、関係各方面が最終調整と仕上げを加速させている。
中国の薛剣(せつ・けん)駐大阪総領事は、日本を含む各国の来場者が中国パビリオンを訪れ、新時代の中国の魅力を総合的に体験し、5千年にわたり連綿と続いてきた中華文明を感じてほしいと期待を示した。(記者/楊光、賈浩成)