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飼育員さんの後を追うゾウ。 　すると、鼻でホースを拾い上げました。 　器用にホースを巻き取り、最後は飼育員さんに渡して片付け完了！ 　余った部分もきれいに巻き直すというこだわりも。 　ゾウはホースを片付けているのでしょうか？ ■飼育員「喜ぶと思って…」 　ホースを巻き取り、飼育員さんに渡していたのは、名古屋市東山動植物園にいるアジアゾウのワルダー（推定53）です。 　ワルダーはホースを片付けているのでしょうか。 　東山動植物園アジアゾウ担当飼育員の辻信義さんによりますと、「ゾウに『物を片付ける』という習性はない。飼育員とのコミュニケーションの一環で、ものを持ってくるトレーニングがある。それを応用して、ホースを片付けると飼育員が喜ぶと思い、自発的にするようになったのでは」といいます。 　また、辻さんは「ゾウの鼻は、大豆一粒を持てるくらい器用。ワルダーは他にも、室内に干し草が散らかっている時に干し草を集めてゴミ箱に入れてくれたり、飼育員が落とした道具を拾って渡したり、その時にできることを自分なりに考えて行動している」と話しています。 （「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年3月19日放送分より）