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去年（2022年）１月、日光市のゴルフ場の跡地で切断された男性の遺体が見つかった事件で、栃木県警は８日、死体遺棄などの疑いで新たに会社経営の男（64）を逮捕したほか、先月（7月）逮捕した３人の男の氏名などを発表しました。 　死体遺棄と死体損壊の疑いで８日逮捕されたのは、東京都足立区の合同会社経営中山正弘容疑者（64）です。中山容疑者は、日光市の空き家やゴルフ場の跡地に切断された男性の遺体を放置するなどした疑いが持たれています。 　また、県警は７月に死体遺棄などの疑いで逮捕した３人の氏名などを発表しました。３人は住所不定、無職の石川泰治容疑者（75）と宇都宮市宮原の無職・五代正一容疑者（55）、それに宇都宮市御幸本町の自称アルバイト従業員・大塚泰史容疑者（43）です。４人は知人で、何者かに遺体の処分を頼まれたとみられます。県警は今後の公判に影響があるとして４人の認否を明らかにしていません。 　県警によりますと遺棄されていた遺体の身元は現在も特定されていませんが、４０歳から７０歳くらいの男性で日本を含む東アジア人の可能性があるとしています。 　事件は２０２２年１月１９日、住民の通報を受けた警察官がゴルフ場の跡地のスーツケースの中から胴体を発見し、近くにあったスポーツバッグなどからは、へそからひざ上の部分や頭部などが見つかりました。また、今年（2023年）２月ごろには、日光市の空き家でひざから爪先までの部分が見つかり、現場からは複数人の指紋が検出されていました。