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１５日、新潟空港に集まった魚沼市立堀之内中学校の２年生。 【生徒】 「ちょっと怖い。初めてなので」 Q.これからどこに行く 「富士山の上？」 その目的はチャーター便を使った遊覧飛行です。 新型コロナウイルスの影響で、県外への修学旅行が中止となったことを受け企画されたこの行事。空の上から富士山や日本アルプスなどの絶景を楽しみます。 記念写真を撮り、スタッフに見送られるなか搭乗する生徒たち。使用されるのは減便によって余っていた日本航空の機体です。 【日本航空新潟支店　乃美恵輔 支店長】 「去年から中学生や高校生は部活動・学校行事がほとんどできない。そこで何かできないだろうかということで」 【記者リポート】 「まもなく離陸します。飛行機に乗るのが初めての生徒も多いということで、皆さん少し緊張気味にワクワクした表情でそのときを待っています」 そして… 【生徒】 「え～速い！うそ～」 時速２２０ｋｍの速さで勢いよく離陸。生徒たちが興奮するなか、あっという間に機体は雲の上へとあがりました。 【客室乗務員】 「空気にも重さがあります。上空でお菓子の袋は膨らむでしょうか？」 遊覧中は空や飛行機にまつわる知識をクイズ形式で学んだほか、機内アナウンスも体験。楽しみながら航空業への理解を深めていると… 【機長】 「大変お待たせいたしました。左手前方に富士山がきれいに見えてまいりました」 見えてきたのは富士山です。 【生徒】 「他の山がちっちゃく見えるね」 空から見る富士山に生徒も大興奮の様子。その後、日本アルプスなども遊覧し、約２時間のフライトが終了しました。 【機内アナウンス】 「皆さまの未来が明るく、笑顔に満ちたあふれたものになりますよう、心から応援しております」 部活や行事など多くの場面で我慢を強いられたこの１年。 【生徒】 「富士山を見たり、行ったことのない県を上や色々な方面から見て、とても楽しかった」 「（修学旅行中止は）悲しかったけど、ふだんできないような飛行機に乗ったりする体験ができてうれしかった」 生徒の思い出のアルバムに笑顔のページが加わりました。